「一歩踏み出し、気づきを共有する」 こうちマイプロジェクト道場第2期第4回
阿部 裕志さんのライフヒストリーを通して、参加者が自らの原体験や想いをもとにプロジェクトを描き、お互いに共有しました。
こうちマイプロジェクト道場は、一人ひとりの本当にやりたいことを対話とアクションを重ねながら進める学び合いの場です。
今回は、自分らしい生き方で全国各地で挑戦を続けているゲストを迎え、彼らのストーリーを共有しながら、参加者一人ひとりの想いを掘り起こしていきます。
こうちマイプロジェクト道場の第4回目となる今回12月6日は、株式会社風と土と 代表取締役の阿部 裕志さんをお呼びし、ライフヒストリーをシェアしていただきました。海士町に拠点を置いて、持続可能で幸せな未来を次の世代に手渡すことを目指して事業を展開している阿部さんの海士町との出会い、大手自動車メーカーを辞して海士町に移住した経緯と考えていたこと、そして、いまの仕事への想いについてお話をお伺いすることで、参加者一人一人が、自分のプロジェクトでの新しい一歩を踏み出していくことについて考える契機となりました。参加者同士で、自身のプロジェクトについての現状や課題、いま解決したいことを語り合い、フィードバックをしあうことで、自らの事業についての理解を深め合う時間となりました。
阿部さんの実践のお話は、プロジェクトを形にしていくうえで参考になるものばかりでした。例えば、海士町と出会い、移住することを決めてから、そのタイミングで悩んだ末、直感ですぐに移住を決めたお話は、論理や感情ではなく、直感の大切さや、挑戦は早くした者勝ちという考え方など、多くの示唆がありました。阿部さんの想いと実践の一つ一つが、参加者にとって学びとなって、自分の想い、そしてプロジェクトを形にしていくための糧となったようでした。そのうえで、プロジェクトについて、語り合うことで、想いとプロジェクトの関係を整理していく機会にもなりました。