「親子で楽しむ東北の和クルミ文化( Fw:東北Weekly vol.12 )」を開催!
東北に残る伝統の和クルミ文化をどのように継承していくことができるかを親子で一緒に考えるアイデアソンを実施しました。
Fw:東北Weekly(フォワード東北ウィークリー)とは、復興庁「新しい東北」官民連携推進協議会の活動の一環で行われているイベントで、東北での様々な活動や取り組む人々をゲストに招き、その認知向上や共創の輪を広げる活動として、東京や東北各地でミニアイデアソンなどを多数展開しています。8月は「夏休みは親子で東北に触れよう」をテーマに開催しています。
8月9日は「福島県会津若松市の伝統の和クルミ文化」にスポットを当てたアイデアソンを開催しました。
日本国内市場のシェアは洋クルミが95%となっていますが、和クルミは、洋クルミより、渋みも少なく栄養価も高いといわれており、会津若松市では、この和クルミの文化を継承するため、有志により「会津クルミプロジェクト協議会」が発足されました。
今回は、この「会津クルミプロジェクト協議会」から、鈴木隆雄氏と鈴木静氏にお越しいただき、プレゼンテーションを行っていただいた後、和クルミの文化を東北から発信し、伝え続けるためのアイデアを子どもたちも一緒に考えました。
子どもたちには、和クルミのキャラクターや名前を考えてイラストを描いてもらい、大人の参加者とは、和クルミの未来のビジネスモデルを考えるアイデアソンを実施。
今回は、アイデアソンと同時に、和クルミの味を体感できる試食も準備されており、「FLOW TOKYO」主宰の古谷有海氏と、「パティスリーISOZAKI」シェフパティシエの磯崎賢博氏に調理いただいた和クルミを活かした料理とお菓子を、参加者の皆さんに味わっていただきました。
イベントの最後に鈴木隆雄さんから「子供達が考えてくれたキャラクターはクルミの特徴をよく捉えている。子供達のまっすぐな目線に感激した」「大人のみなさんが考えて頂いたアイデアも福島に持ち帰り、協議会の計画に活かしていきたい」とコメントをいただきました。
子どもたちと共にアイデアを考える試みは、エイチタスにとっても新たな挑戦。「Fw:東北 weekly」の場では、東北の様々な活動に対して、どのようなアプローチでアイデアソンを行うかという点においても、新たな試みが生まれています。