事業創造アイデアソン「教育イノベーション」1日目
「島全体が学校、地域の方が先生」という教育体制を実践している海士町の取り組みと考え方をわかりやすく語ってくださった豊田さん。弊社・原のファシリテーションでワークも充実し、参加者同士の対話も盛り上がりました。
豊田さんのキーノートスピーチでは、具体的な海士町での地域課題を教育リソースとして取り扱って、共通ビジョンをつくり、地域コーディネーターを配置した高校魅力化プロジェクトの取り組みやその背後にある「グローバルセンス/ローカルセンス」など具体的な考え方についてお話しいただきました。豊田さんのキーノートスピーチをインプットにして、参加者一人一人が自分の「アイデア」を考え、深め、表現し、お互いに共有しあいました。
2018年12月15日、16日にKochi Startup BASEにて実施された事業創造アイデアソンは、アイデア創出や事業創造、ビジネスモデルの構築に向けた基本的な視点の獲得と短時間でアイデア創出体験を目的に実施される学びの場です。地域の課題解決を目指したアイデアがある方や具体的なアイデアはまだ無いけれど解決したい課題がある方など、を対象に実施しました。今回は「教育イノベーション」をキーワードに、様々なアイデア創出技法、事業創造手法を参加者の方々に体験いただきました。1日目には、ゲスト講師として、隠岐ノ國学習センター センター長の豊田 庄吾さんをお迎えし、キーノートスピーチをしていただきました。その後、エイチタス株式会社代表取締役原 亮をコーディネーターとして、アイデアを形にするワークショップを実施しました。
「教育イノベーション」をテーマにした事業創造アイデアソンの1日目でしたが、多くの参加者の方が参加してくださり、学びの多い場となりました。豊田さんのキーノートスピーチでは、「教育イノベーションといった時の課題とは」といったテーマで参加者に考えてもらったり、発表してもらったりする時間も取りながら、進めてくださりました。そのため、その後のアイデアソンのワークについても多くの参加者が自分事としてテーマ設定して、取り扱うことができたことが、とてもよかったです。