合宿イベント「南島原IoT Hack Day」でアイデアソンを実施
一次産業の生産現場を視察し、キャンプ場に宿泊する生み出す合宿型のアイデアソンで、具体的な課題にコミットするユニークなアイデアを、参加者のみなさんとともに生み出しました。
「南島原IoT Hack Day」は、IT企業誘致を呼び水に地元産業の活性化をはかる長崎県南島原市で、農業と水産業をテーマに、地域の生産者や現場を訪問し、観察と対話からIoTのサービスを考える1泊2日の合宿型のアイデアソンとして開催されました。
このイベントは、農業IoTサービスを展開する株式会社セラクと、南島原市IoT推進コンソーシアム、南島原市の3者共催で実施されたもので、エイチタスはアイデアソンの設計とファシリテーションを担当。南島原でのアイデアソン・ハッカソンの企画運営の経験を活かし、参加者が楽しみながらテーマへの理解を深め、アイデア創発ができる仕掛けをアイデアソンに盛り込みました。
未だIT導入に大きな余地を残す露地栽培や魚の養殖の現場を訪問し、新鮮な刺激をアイデアへ活かすべく、課題解決のストーリーを4コママンガで描いたり、マンションポエムと呼ばれるマンションのキャッチコピー風のコンセプト説明など、遊び心をくすぐるアイデア創発で、新しいアプローチにつながるユニークなアイデアが多数生まれました。
地域でのフィールドワークを含むアイデアソンでは、参加者が現地に触れて感じたことをアイデアに落とし込むことがポイントになります。見て、体験して、味わった感覚を、楽しみながらアイデアに変えていく。地域の現場でのアイデア創発にノウハウを持つエイチタスの共創活動に、またひとつ、ユニークなシーンが増えました。