こうち観光実践しゃべりば#3~インバウンドについて語ろう~
高知の観光を語り合う「こうち観光実践しゃべりば」。今回は、全国的に対応の急がれるトピックである、インバウンドについて語り合いました。
2019年3月22日にKochi Startup BASEにて実施された「こうち観光実践しゃべりば」。第3回目となる今回は、「インバウンドについて語ろう」をテーマに、高知県を訪れた外国人旅行者をどのようにもてなし、観光振興につなげるかといった内容を、自分事として語り合いました。
「こうち観光実践しゃべりば」は、観光に対する自身の活動や想いを語り合い、自分たちで気づき、認め合い、応援することで、高知の観光に緩やかなつながりを生み出す場です。講師の話を聞くのとは異なり、参加者同士で話し、見つめなおすことで、明日から使える、より実践的な学びを提供します。
今回は、インバウンド(訪日外国人旅行)を切り口に、高知県の現状について確認した後、参加者一人一人の体験を掘り起こしながら、自分の仕事や生活の中でどう関わっていけるか、意見交換しながら考えていきました。
インバウンドを自分事として捉えやすくするため、自分が観光客をもてなす立場の時と、旅先でもてなされる立場の時とを思い出しながら、それぞれどんなことがプラスの印象として働き、反対にマイナスの印象になったことはどんなことかについて考えました。参加者はそれぞれ多様な経験を踏まえた意見を出し合っていて、お互いの発言に共感し、他者からの意見をさらに新たな知識・考えにつなげていました。
自分にできることを考えるワークでは、誘致から満足度を高めるところまで、それぞれの専門分野を活用しつつ、観光客や地域住民に対する心配りを大切にしたい、という意見が多く挙がっていました。具体的に取り組みたいことについてしっかり語れていた参加者が多く、自分事として捉えられていたことに、この場の意義を改めて感じました。
終了後も活発な議論が続いており、普段観光について前向きに語れる場がなかなか無いという参加者たちの、熱意と笑顔が溢れる時間となっていました。