こうち観光実践しゃべりば#5~観光ガイドの明日を語ろう~
高知の観光を語り合う「こうち観光実践しゃべりば」。今回は観光においてますます需要の高まる“ガイド”について語り合いました。
2019年5月23日にKochi Startup BASEで実施した「こうち観光実践しゃべりば」。
第5回は「観光ガイドの明日を語ろう」というテーマのもと、高知県の観光ガイドのサービスや料金設定などの仕組みをどう改善していけば良いかについて、参加者の皆さんとともに考えました。
「こうち観光実践しゃべりば」は、観光に対する自身の活動や想いを語り合い、自分たちで気づき認め合い、応援することで、高知の観光に緩やかなつながりを生み出す場です。
講師の話を聞くのとは異なり、参加者同士で話し、見つめなおすことで明日から使える、より実践的な学びを提供します。
今回は、インバウンドや自然体験型ツアーなどの増加に伴い、需要が増している「観光ガイド」がテーマでした。全国のボランティアガイドについてのデータや他地域の事例などを用いて現状について確認した後、高知県の観光ガイドにはどのような課題があるのかや、目指すべき方向性についてなど、意見交換をしながら考えました。
高知県においてはプロや専門家の提供する有料ガイドがほとんどなかったり、趣味としてのボランティアガイドにとどまっていたり、対価を受け取れる仕組みが不十分という課題があります。本格的に観光業で食べていける若者が生まれる状況になっていないことを踏まえ、どのような仕組み・サービスを目指せば良くなるか、何を軸にガイドをしていきたいか、といったことを真剣に語り合う参加者の姿が印象的でした。
高知県観光のために自分のできることで貢献したい!という熱意を参加者一人一人から感じ、集まったメンバーで有料ガイドの仕組みづくりを本当に実現させてしまいそうな予感のする会となりました。