保育士が創るソーシャルデザイン~こどもたちにとって”本当いい”社会をつくる:こうち女性起業家応援プロジェクト連続セミナー #10
ゲスト講師の小笠原さんが大切にしている想いを参加者とともに共有していきました。
2018年12月13日にKidsPark CHUCHUにて実施された、こうち女性起業家応援プロジェクト第10回目となるセミナーでは、ゲストに、小笠原舞さん(合同会社こどもみらい探求社共同代表)をお呼びし、『保育士が創るソーシャルデザイン~こどもたちにとって“本当いい”社会をつくる』と題して、幼少期の原体験、学生時代のボランティア、就職、保育士への転職、起業にいたるストーリーと、今の想いをお話しいただきました。
当イベントは、起業や育児休業後の職場復帰や再就職、移住後のキャリアチェンジ、そして、キャリアアップを目指す女性を幅広く支援するという想いから、各分野で活躍する起業家をゲストに迎えたセミナーや、生活目線から考える事業アイデアの創造に向けた学びの機会を提供し、高知の女性が自分事として取り組むことのできる新たなチャレンジを後押しすることを目指し、開催されました。
当日は大きく3部構成となっており、第1部では、ゲストからのキーノートスピーチ、第2部では、参加者同士がキーノートスピーチを聞いての気づきをそれぞれのライフストーリーを紐づけながら共有していき、第3部では、ゲストと参加者が一緒に対話を通じてそれぞれの学びを深めていきました。
講師の小笠原さんの、大学で社会福祉を専攻した原体験、一般企業での経験から保育士の現場への転身、起業に至る出会い、そして、それらが現在進行中の「こどもがクリエイティブに育つ街 神戸」のプロジェクトにつながっているお話をしていただき、参加者も共感する部分が多かったようでした。講演後のワークでは、二人一組になり、自らの人生グラフやマイプロジェクトについて語り合いました。初対面の方同士の交流になりました。日中は有料の子どものあそび場である「KidsParkCHUCHU」での開催は今回が初めての試みでしたが、場を広く使って、思い思いの場所で対話が行われて、深められている様子が印象的でした。