こうち観光実践しゃべりば#7~情報発信&IoTの活用を語ろう~
高知の観光を語り合う「こうち観光実践しゃべりば」。今回はICTやIoTなどの情報技術を、自分たちにできる範囲でいかに取り入れ、高知県観光を発展させていくかについて語り合いました。
2019年7月23日にKochi Startup BASE®にて実施された、「こうち観光実践しゃべりば」。第7回は「情報発信&IoTの活用を語ろう」というテーマのもと、SNSでの情報発信やアプリでの現地ガイド、モバイル決済など、すでに多くの観光現場で使われ始めている情報通信技術を、自分たちが実際どのように活用できるかについて、自分事として考えました。
「こうち観光実践しゃべりば」は、観光に対する自身の活動や想いを語り合い、自分たちで気づき、認め合い、応援することで、高知の観光に緩やかなつながりを生み出す場です。講師の話を聞くのとは異なり、参加者同士で話し、見つめなおすことで、明日から使える、より実践的な学びを提供します。
今回は、「情報発信」「IoT」をテーマに高知県観光の発展を考えました。情報技術を観光に取り入れ使いこなすことで、観光情報の発信や現地での顧客満足、リピーター確保など、可能性が広がることが期待されています。今回のしゃべりばでは、観光と情報技術を取り巻く現状の 確認や事例の検証をしたのち、今後取り組みたいことを各々自分事として考え、共有しました。
少し難しいテーマでしたが、自分自身がどうやって観光情報を得るかについて考えたり、高知県観光について検索してみたりした中で、情報発信や情報技術の活用についてそれぞれに感じたことがあったように思います。キャッシュレス決済やオンライン予約などのサービスを観光業に使い始めたり、アプリや検索エンジン、SNSの活用についていろいろ試行錯誤していたりという参加者がほとんどだったため、今回意見交換をしたことで多くの学びを得られたという感想も聞くことができました。
一方で、インストラクターやコンシェルジュのように「人間」が対応することの良さも再認識し、技術活用と人材力の強化を並行して行っていく必要があると気付くこともできました。しゃべりばで生まれたネットワークを活用して、どちらに対しても積極的に取り組んでいって欲しいと思いました。