企業の事業創造にSDGsを活かす道筋とは?
「SDGsを追い風にする事業創造の思考とメソッド」をテーマに企業の若手リーダー対象のセミナーを開催
企業においてもSDGsの実践が求められる時代において、事業創造の追い風に活かすための考え方や手法とはどのようなものなのか。エイチタスが事業創造、地方創生の支援で培った独自のノウハウも活かし、SDGsと企業の事業創造をテーマとした講義とミニワークをセットにしたセミナーを、2019年10月8日(火)にちよだプラットフォームスクエアで開催しました。
セミナーでは、エイチタス代表の原が講師役となり、SDGsの概要や経緯を踏まえた上で、企業にとってもSDGsの活用な事業創造や会社の生き残りに不可欠である理由や背景を説明。野心的な目標を掲げるSDGsには、イノベーション創出や、日本国内で先鋭化するあらゆる社会課題解決にも、企業が積極的に事業化へチャレンジをする必要があり、同時にそれがビジネスチャンスであることを解説しました。
そうした事業創造の担い手に求められる人材像として、自分事として社会課題の問いを見つけ、解決まで成し遂げるグリッド力や、バックキャスティングで掲げた目標にたどり着くための道を自由に描く創造力、ステークホルダーを幅広くとらえ、多様なパートナーとオープンな連携を生み出す共創力などが求められる点などを解説しました。
ショートワークでは、自分事として関心のある社会課題から、お互いの関心をつなぎあわせての解決方法のアイデア出しなどを行い、個々の課題や解決方法がつながりを持つことが、それぞれの解決を加速させ、SDGs達成の糸口になることを体感しました。
SDGsに対して、従来のような環境問題、南北問題といったものを連想する人も多いかと思います。しかし、それらの発想に限界があることから生まれたのがSDGsであり、企業も事業を創造することで、SDGsが掲げる問題の解決に寄与することが必要です。日本国内も、見えないところで社会課題が先鋭化し、貧困や教育、労働といった分野でも深刻な課題を抱えています。企業内で推進するにあたっては、 CSVやサステナビリティ、SDGsといった言葉を自分なりの解釈で日本語に置き換え、その考え方を広めていくことが、若手リーダーに求められる最初のアクションとなるのかもしれません。
エイチタスでは、事業創造、人材育成の双方で、そうした企業のアクションをサポートしてまいります。
10/16現在、2つのSDGsのセミナーの参加者を受付しています。
◆「SDGsを追い風にする事業創造の思考とメソッド(マネジメント層向け/基礎編)」
https://sdgs1112.peatix.com/
◆SDGsの次のアクションを考えよう〜LEGO® SERIOUS PLAY® メソッドと教材を活用したワークショップ
https://lsp191114.peatix.com/