1-1.アイデアソンとは① ~アイデアソンの定義と開催の意義
特定のテーマについて多様なメンバーが集まり、様々な手法を組み合わせたワークを通じて、商品やサービス、地域づくりプランや施策などのアイデアを短期間で創出する場
未来志向でアウトプットを生み出す
特定のテーマ
多様なメンバーが集まる
テーマにコミットできることだけが共通点
廃校活用のアイデアソン 地元在住のシニア |
伝統工芸のアイデアソン 伝統工芸の職人 |
様々な手法を組み合わせたワーク
アイデアを短時間で創造する
アイデアスケッチや試作品をアウトプット
アイデアソンの意義をどこに置くか
1.アイデアを生み出す創造の場である
2.多様性の中で関係を築き上げる場である
3.質の高い共創を生む場である
【アイデアの質=テーマ設定×インプット×参加者の質×メソッドの構成】
問題の本質を突くテーマ設定が重要。テーマに掲げる文言が、抽象的かつ表面的では、アイデアも抽象的かつ表面的となる。
多様性の中で関係を築き上げる場
共創のための多様性をデザインする
多様な人々が集う場 共創の場(アイデアソンなど)に参加をする人たちは、異なる分野、専門性、価値観、スキル、属性、年代などで構成する。 |
当事者性と実現力 成果に対してコミットできる何かしらの能力、資源を持ち、当事者意識を持って場に携われる人が、共創を加速させる。 |
質のよい共創を生む場
最適な問いを定義する
共創には最適な「問い」が必要。質のよい共創=参加者が最適な問いを持つこと
主催者・ファシリテーターから参加者への問いかけ |
水平型コミュニケーションで自分たちの問いに練り上げる |
共創の概念について
事業創造における共創とは
多様な当事者やステークホルダーとともに価値創出を行うこと
価値創出の過程において自分(自社)と他者(他社)の間に新しい関わり方が生まれること
新たなニーズや市場を見つけ出し他者の強みを活かしながら、自らの強みが活きること