アイデアソンの概要
1-4.アイデアソン体験で養える力②
~業務以外の技術に触れる機会/向上心の喚起/内部人材の再発掘/他職種や外部との共創
⑤ 業務以外の分野・技術に触れる機会
通常の業務で触れる機会のなかった分野やツール等を扱うことで、参加者個々の手数を増やし、表現力を高めることができます。ハッカソンでは、アイデアの実装という目的がある状態で、新たな技術を試すことになるため、スキル習得の課題意識も高まるほか、達成感も得やすくなります。
⑥ 向上心の喚起
アイデアソン·ハッカソンを体験すると、自身が工夫すべきだったことや、足りない力への自覚が芽生えます。また、短時間でチームで成果を出すことで得られる特有の高揚感が、自己の課題をクリアしたいという意欲を喚起し、高いモチベーションを生むことができます。
⑦ 内部人材の再発掘
新たなテーマや技術を扱うことで、社内で見逃されていた役割や能力を発揮する人物を見出す機会となります。技術力や表現力のほか、チーム内でのコミュニケーション力やリーダーシップ、ユーザが求める価値を見抜く観察力などを引き出す場となります。
⑧ 他職種や外部との共創
フロントやバックエンドなど異なるスキルを持つエンジニアのほか、デザイナーや企画、営業職など、他職種の人物をチームに組み込むことで、互いの役割や能力を理解しながら共創に取り組むことができます。
また、日頃の業務とは異なる役割をこなすことで、ロールプレイとして自分の役割、能力を拡げる機会とすることも可能です。さらに、組織外からユーザとなる人物をチームに迎えるなど、多様性のあるチームで共創に必要な意識やスキルを獲得することも可能です。