ファシリテーション
3-2.ファシリテーターの役割② ~現場での工夫ポイント
現場での工夫ポイント 基礎編
ファシリテーターから参加者への声がけの工夫
[全体への声がけ]
·個々のワークの意図を説明する
·アウトプットしにくいワークの場合は例示をする
·参加者のアウトプットにコメントをする
– そのアウトプットのいいところを指摘する
– そのアウトプットの発展可能性を指摘する
[個人への声がけ]
·ひとりひとりの様子を観察する
·いい例を見つけたら「その調子でよい」と伝えてあげる
·出しにくそうだったら少し雑談相手になってあげる
[はがれてしまう人には?]
·事務局側から話し相手を1人つける
·自由に進めていい旨、伝えてあげて独自進行で
現場での工夫ポイント 応用編
進行全体で気を付けること
[ワークで力を入れるポイントをどこに置くか]
a. 課題の当事者からのニーズに引き出しにフォーカス
b. 解決策のアイデアの中身にフォーカス
c. 解決策の実現手段のフォーカス
[設計と進行のギャップ]
·設計通りに進行しないケースは結構多い
·目的に近づくためには事前の設計は崩してもよい
*お題への解決策のアイデア出しに終始すると、手先の話で終わってしまう
[時短のテクニック]
·個々のワーク時間の拡大·縮小は状況に応じて柔軟に
·予定していたワークを丸々カットすることも
·あらかじめ、細かい時間で区切れるワークを仕込んでおく
·ワーク時間やセット回数の増減で調整する