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アイデアソン開催支援

Support for holding Ideathon

アイデアソンの設計

2-7.分野別の設計の注意点① ~行政系案件(社会課題解決/地域資源活用)

行政系案件のポイント

社会課題解決を考える

想定主催者:自治体の市民協働担当課など

設計の注意点

テーマの抽象度が高くなりがち 例:「まちの課題を考えよう!」など

 a. どの分野を扱うのか絞り込んで臨む場合

  →仮説建てor事前リサーチによるテーマの絞り込みも行う
  →分野や個別テーマを絞り込まず、b.のパターンを取る方法もあり

 b. 当事者の声を集め、ニーズを抽出する場として設計する場合

  →個々人のリアルな課題·欲求を掘り下げるようにワークを設計

参加者集めが一般公募になりがち

 a. 集客に労力がかからないような対策を検討する

  →集客手段(フォーム、メール、FAX etc.、集客の協力者を現地で確保する

 b. 分野を絞る場合は、地元NPO、大学などから支援者·専門家を入れる

  →参加者に混ざってもらう、メンターになってもらう etc.

アウトカムがぼやけがち

 a. アイデアソン後に何が起これば成功なのか、主催者間でイメージを共有する

  →役所の担当者がイメージしきれない場合は、そこからサポートを

地域資源の活用を考える

想定主催者:自治体の観光産業担当課など

設計の注意点

アウトカムを間違えがち

 a. 観光の場合、「観光業」としての視点を盛り込む

  →来訪者を増やす施策に偏りがちなのを、地域での収益性にシフトさせる
  →観光業向けのコンサルタントなどの専門家を講師に入れるなどで工夫ができる

 b. アウトプットが「情報発信」の場合、ジャーニーを描かせる

  →何のための情報発信で、その先に何が起こるのかを描き出させる
  →その情報発信で、だれのどのような意識、行動、習慣が変わるのかをストーリー化させる

 c. ターゲット層やペルソナがずれないように対策する

  →地域資源活用で生み出すコンテンツを消費する人をペルソナで描き出す
  →地域で開催すると、実在しない都市生活者を想定しがちなので事前にフォローを

事後のアクションが期待値を下回りがち

 a. 試作イベントなど事後のアクションまで描かせる

  →小さな実践を行えるようにプロトタイプの設計をさせる

 b. 実践力のあるプレーヤー、支援者を参加者に混ぜる

  →ただし、自由な発想を許容するマインドを持たせるように注意