3-4.参加者に求める意識とは② ~コミュニケーションのバイアスを変える
参加者への意識づけのポイント
自分の創造性を呼び起こすために無自覚に身につけた制約から自由になる
参加者に求めるべき気づき
日常の組織のコミュニケーションから抜け出す
垂直型コミュニケーション 人間関係の上下が前提 |
水平型コミュニケーション 人間関係をフラットにした状態で行う |
タテのコミュニケーション 人間関係の上下が前提となったコミュニケーション(組織間の上下関係も含む) |
ヨコのコミュニケーション 同僚などタテの高さが同じ間柄でのコミュニケーション(組織内で役割の異なる部門間も含む) |
垂直型コミュニケーション
人間関係の上下が前提となったコミュニケーション
正解や結論を予め明確にしたがるコミュニケーション
決まった正解を忠実に実行するには適切に機能しやすい(指示・命令)
A社が新たに開拓を試みたいB地域に対して、観光向けソリューションを開発したい
新しい提案を求めようとすると硬直しがちになる
「自由に考えろ」と言われると、正解のありかに難儀する
表に出るまでに捨てられていく声やアイデア
最初にいろいろ思い浮かんだとしても···
表に出るまでに捨てられていく声やアイデア
相手が考える正解の範囲を絞り込む
相手が実際に正解だと思っている範囲
磨くと光るかもしれないもの
チームとって必要な答えのありか
可能性の排除がかなり手前で行われている可能性
上役も本人も抱え込んでしまうポイント
この状態で、異分野の連携先や顧客に提案しても相手には何も刺さらない
チームとって必要な答えのありか
だれも拾えなかった案Aはどうすれば陽の目を見るのか?
「御用聞き」というソリューション
だから相手の業界にヒアリングをするのでは?
だから何度も通って提案を続けるのでは?
「御用聞き」では真のニーズを拾えない可能性も
相手も同じ状況で客の課題や欲求のありかを見失っている
垂直型コミュニケーション
人間関係の上下が前提となったコミュニケーション
正解や結論を予め明確にしたがるコミュニケーション
垂直型コミュニケーションから
水平型コミュニケーションへチューニング
水平型コミュニケーション
人間関係をフラットにした状態で行うコミュニケーション
共通の問いと最適解を探しにいくコミュニケーション
モヤモヤ·違和感も大切にする
それにモヤモヤしている自分とは何なのか、なぜそうなったのか
結論を急がない/判断保留も大切な態度
目の前にいる相手が顧客かどうかわからない
これまでの学びから解放されるチャンスかもしれない
0or100ではない
この会社では無理ではないか → 100%無理?
あいまいに考える、進めることも大切
問いを共創する対話に変える
ひとりひとりが自分起点で問いを共創していく
– 自分が大切にしたい価値観を前に出す
– 自分がコミットしたいと感じる切り口を持つ