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Fw:東北 Fan Meeting vol.10『心も体も健やかになる「まちのリビング」をつくるには? 』を開催

東北の挑戦者たちの取組を紹介し、認知向上や共創の輪を広げる「Fw:東北 Fan Meeting」の第十弾を開催。

「Fw:東北Fan Meeting(フォワード東北ファンミーティング)」とは、復興庁「新しい東北」官民連携推進協議会の活動の一環として行われているイベントです。東北で様々な活動に取り組む人々をゲストに招き、その認知向上や共創の輪を広げる活動として、東京でミニアイデアソンなどを展開しています。弊社が企画・ファシリテーションを担当する『 Fw:東北 Fan Meeting vol.10 心も体も健やかになる「まちのリビング」をつくるには? 』が、 9月12日に東京・木場のBRIDGEにて開催されました。今回は、NPO法人りくカフェ理事の鵜浦敦子さん、及川恵里子さん、吉田和子さんをお迎えし、岩手県陸前高田市にあるコミュニティカフェ「りくカフェ」の取組をテーマに、「健康」の観点から人々をつなぐ居場所について考えました。

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インプットトークでは、吉田さん、鵜浦さん、及川さんから、りくカフェの活動が始まった経緯や現在の活動と展望についてお話いただきました。震災で街の大部分が失われた陸前高田で、自らも被災しながら支援者を自宅に迎え入れ、ともに支援活動に取り組んだこと。その中で「地域の人々が集まって憩う場」が必要ということに気づき、りくカフェが生まれたこと。仮設店舗から本設店舗に移り、カフェとしての営業を本格化する中で、地域の人々の健康と生きがいづくりに取り組む「スマートクラブ」の活動が生まれたこと。現在では、りくカフェそのものの活用に留まらず、市内の復興状況について知るためのバスツアー等も実施するなど、地域コミュニティや人々のつながりを再生する活動も多く行っていることについてお話しいただきました。お話の後、当日のファシリテーションを担当したエイチタスの原からも質問を投げかけ、りくカフェの活動について掘り下げました。「スマートクラブ」のイベントに参加する人は圧倒的に女性が多く男性の参加にハードルがあるという課題が残る一方で、りくカフェの健康講座に取り組んだことで行動範囲が広がった高齢の利用者がいたというエピソードもお話しいただき、りくカフェが、利用者やスタッフにとっても大切なコミュニティとなっていることが伺えました。

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ミニアイデアソンは、「自分の健康・幸福を維持するコミュニティ像を描こう」をテーマに実施。自分が体も心も健康・幸福でいるために必要な要素を挙げた後、その要素を実現させるコミュニティにはどのような活動があると良いかを考え、テーブルごとにグループを組み、アイデアを寄せ合いました。

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発表では、イベントへの参加の度合いが少ない男性が参加しやすい健康コミュニティについて考え、夜にイベント開催するというアイデアや、自然の中を散歩すした後に健康的な朝食を共にする「朝活」のアイデアなどが発表されました。提案されたアイデアは、登壇者3名が感じている問題意識と結びつく部分もあり、夜や朝の時間をどのように活用していけるか検討していきたいというコメントが寄せられました。また、イベント終了後、りくカフェ恒例の誕生日祝いが行われ、9月生まれの参加者にプレゼントと共に、登壇者3名から「ハッピーバースデー」のコーラスが贈られ、最後までりくカフェの温かな雰囲気を感じさせるイベントとなりました。

今後の開催予定は下記、Fw:東北 Fan Meeting のFacebookページをご参照ください。
https://www.facebook.com/fwtohoku/

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