SPAJAM2019大阪予選を開催~日本文化をテーマにしたアプリ開発で腕を競う~
6年目となる大阪予選では学生から社会人まで8チームがハッカソンで対戦!
個性あふれる作品とプレゼンで腕を競った2日間。
スマホアプリのハッカソン全国大会「SPAJAM2019」の予選キャラバンは、大阪で3戦目を迎えました。大会初年度から毎年大きな盛り上がりを見せる大阪予選。今年は社会人、大学生、専門学生ら8チームが集い、関西大学梅田キャンパスMeRISEを舞台に、5月25日、26日の2日間、ハッカソンを行いました。最優秀賞を得たチームは、7月に箱根で開催される本選に出場することができます。
大阪予選で発表されたテーマは「日本文化」。アイデアソンでは、日本文化から連想するものをブレインストーミングで広げたのち、自分たちの感情が動くシーンをピックアップ。そこから得られたニーズから、新しい体験を生むアプリを開発しました。テーマから連想される言葉には「京都」や「和食」など、定番のキーワードも多く挙がる一方、「アニメ」などのポップカルチャーや、日本生まれのプログラミング言語の「Ruby」、世相を反映した「残業」など、参加者の日常の意識も垣間見えるアイデアソンとなりました。
各チームの作品には、日本古来の伝統色を活かしたアプリや、茶道を体験できるスマホゲーム、上司部下のあいまいなやりとりを最適化するコミュニケーションツールなど、ユニークなアプローチが多数生まれ、最優秀賞には一人で座禅をすることができるウェアラブルを開発した専門学校生のチームが選ばれました。
予選結果については、SPAJAM公式サイトをご参照ください。 https://spajam.jp/2019/entry/kansai/
毎回、自分たちが持つ技術をユニークな表現に変えることに長けたチームが多いのが大阪予選の特徴ですが、今回も装着できるデバイスを工作したり、ユーザ体験を寸劇でわかりやすく示すなど、工夫を凝らした発表が目立ちました。
普段はロボット開発などを行っている学生チームは、スマホアプリの開発自体が初挑戦だったり、少人数の社会人チームのメンバーは、週末の家庭のケアとハッカソン参加をやりくりしたり、それぞれの参加スタンスもバラバラながら、それゆえに個性的なアイデアや実装が目立つハッカソンとなりました。
次回は6月1,2日に開催の福岡予選です。