Fw:東北 Fan Meeting vol.1 『東北に「日本一起業しやすいまち」をつくる~仙台に生まれる起業家育成のエコシステム』を開催~
東北の挑戦者たちの取組みを紹介し、認知向上や共創の輪を広げる「Fw:東北 Fan Meeting」の第一弾を開催。
「Fw:東北Fan Meeting(フォワード東北ファンミーティング)」とは、復興庁「新しい東北」官民連携推進協議会の活動の一環として行われているイベントです。東北で様々な活動に取り組む人々をゲストに招き、その認知向上や共創の輪を広げる活動として、東京でミニアイデアソンなどを展開しています。昨年度、「Fw:東北 Weekly」という名称でしたが、今年度は「Fw:東北 Fan Meeting」という新たな名称で再スタート。弊社が企画・ファシリテーションを担当した第1回目となる『 Fw:東北 Fan Meeting vol.1 東北に「日本一起業しやすいまち」をつくる – 仙台に生まれる起業家育成のエコシステム』が、6月6日、東京・渋谷のスマートニュースで開催されました。 行政の立場から起業家を支援する仙台市産業振興課の白川 裕也氏と、福島で起業した株式会社プレイノベーション代表取締役の菅家 元志氏をゲストにお迎えし、東北における、起業による社会課題解決とその活性化について考えました。
冒頭のインプットトークでは、まず、白川氏から、仙台市が取り組む、東北全域を視野に入れた起業支援活動を紹介いただき、震災後に社会課題が顕在化した東北において、未来を切り開く「起業家」の存在が非常に重要であることが強調されました。菅家氏からは、自身が起業した経緯や、仙台市が主催する「東北アクセラレータ2017」に参加し、遊びを通じて子どもたちの食習慣を変えるカードゲーム「食育モンスター」を開発した体験を紹介いただき、ローカル発イノベーションが持つ可能性についてお話いただきました。
お二人の話を受けて行われたテーブルダイアログでは、「東北の社会起業を活性化させるには?」をテーマに、「立ち上がる人を増やす、集める」「立ち上がる人を支える・応援する」というトピックをグループごとに選び、参加者同士で意見を交わしました。最後の発表では、「起業支援をワンストップで受けられるプラットフォームを作る」という意見や、「関心を持つ仲間を集めたり、力を借りたりしやすいよう、自然と人の集まる場をつくる」など、人々をつなぐ仕組みが重要という意見が多く出されました。
2019度最初の開催となったは今回は、定員を超える参加申込があり、起業による社会課題解決というテーマに対する関心の高さが伺えました。
今後の開催予定は下記、Fw:東北 Fan Meeting のFacebookページをご参照ください。
https://www.facebook.com/fwtohoku/